
目次
こんにちは。阪急豊中駅徒歩3分、【豊中駅前さかい内科・循環器クリニック】です。
朝晩の冷え込みが強まり、全国的にインフルエンザの報告が急増しています。
近隣の学校では学級閉鎖も相次ぎ、豊中市内でも注意報レベルに達しつつあります。
今年は昨年以上に流行の立ち上がりが早く、
10月下旬の段階で例年12月並みの感染拡大が報告されています。
特に、
-
小さなお子さま
-
高齢者
-
高血圧・糖尿病など生活習慣病をお持ちの方
は重症化リスクが高いため、早めの対策が重要です。
🌸 インフルエンザとは?
インフルエンザは、インフルエンザウイルス(A型・B型)による急性呼吸器感染症です。
主な症状は以下のとおりです:
-
38℃以上の発熱(突然の高熱)
-
関節痛・筋肉痛・全身倦怠感
-
頭痛・咽頭痛・咳・鼻水
-
食欲低下、体のだるさ
通常の風邪よりも発症が急で症状が強いのが特徴です。
「昨日まで元気だったのに、翌日に高熱で動けない」――そんな方も少なくありません。
🌸 なぜ冬に流行する?
インフルエンザが冬に流行する主な理由は以下の3つです。
-
乾燥した空気:湿度が下がるとウイルスが空気中で長く生存します。
-
粘膜防御の低下:乾燥で喉や鼻の防御機能が弱まります。
-
密閉・密集環境:寒さで換気が減り、人との距離が近くなります。
💡そのため、
「手洗い・うがい・加湿・換気」が非常に重要。
これらはワクチンと並ぶ感染予防策です。
🌸 インフルエンザワクチンの効果と接種時期
インフルエンザワクチンは「感染を完全に防ぐ」ものではありませんが、
以下の3つの効果が科学的に確認されています。
-
発症を抑える
-
重症化を防ぐ
-
周囲への感染拡大を防ぐ
💉 ワクチン効果のポイント
-
接種後 約2週間で免疫が定着
-
効果持続期間:約4〜5か月
-
接種時期:10〜11月が最適(流行ピークは12〜3月)
📍当院でも現在、インフルエンザワクチン接種を実施中です。
お電話またはWEB予約からお気軽にどうぞ。
🌸 高血圧・糖尿病など持病がある方は特に注意を
循環器・代謝疾患をお持ちの方は、
インフルエンザ感染によって心筋梗塞・脳卒中のリスクが一時的に上昇することが報告されています。
その理由は──
-
発熱や脱水により血圧・脈拍が急変動する
-
ウイルス感染が動脈硬化を促進する
-
炎症反応が血管内皮にダメージを与える
当院では、感染症と生活習慣病を一体的に管理し、
感染予防+心血管リスク低減の両面からサポートしています。
🌸 自宅でできる感染対策チェックリスト
✅ 手洗い・うがいを「帰宅時」「食事前」に必ず行う
✅ 室内湿度を50〜60%に保つ
✅ 睡眠と栄養で免疫を整える
✅ 人混みではマスク着用・帰宅後の洗顔
✅ 発熱・咳・のどの痛みがあれば早めに受診
🌸 よくある質問(FAQ)
Q1. インフルエンザと風邪の違いは?
A1. インフルエンザは高熱・全身の痛み・強い倦怠感が急に出ます。風邪よりも発症が速く、症状が重いのが特徴です。
Q2. ワクチンは毎年打つ必要がありますか?
A2. はい。ウイルスの型が毎年変化するため、毎シーズンの接種が推奨されます。
Q3. ワクチンを避けたほうがいい人は?
A3. 発熱(37.5℃以上)がある方、卵アレルギー・アナフィラキシーの既往がある方は医師にご相談ください。
Q4. ワクチンを打っても感染することはありますか?
A4. ありますが、重症化・入院リスクを大幅に減らすことが確認されています。
🌸 豊中でのインフルエンザ予防接種なら
-
循環器専門医による全身管理
-
生活習慣病の同時チェック(血圧・血糖・脂質)
-
豊中駅徒歩3分/土曜午前診療あり
-
WEB・電話予約可/当日接種も対応プレビュー (新しいタブで開く)
健康を守る一歩は「今」から。
豊中の冬を、安心して迎えましょう。
🌸 アクセス・ご予約
📍 大阪府豊中市本町1-6-4 京阪豊中ビル1階
🚶 阪急「豊中駅」徒歩3分
📞 06-6850-1230
▶ WEB予約はこちら
🌸 執筆者情報
酒井 拓
(医学博士/循環器専門医/抗加齢医学専門医/テストステロン治療認定医/CPAP療法士)
記事監修・更新日: 2025年11月2日
※本記事は一般的な医療情報の提供を目的としています。症状や治療内容は個人差があります。気になる方は医師にご相談ください。




