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こんにちは。阪急「豊中駅」徒歩3分の【豊中駅前さかい内科・循環器クリニック】です。
「最近、いびきが大きいと言われる」
「日中に眠くて集中できない」
――そんな方は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のサインかもしれません。
SASは単なる「いびきの病気」ではなく、
高血圧・糖尿病・心不全など、命に関わる生活習慣病と深く関係する病気です。
😴睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?
睡眠中に「呼吸が止まる・浅くなる」状態を繰り返す疾患です。
のどの奥(上気道)が狭くなり、空気の通り道がふさがれることで無呼吸が起こります。
特に肥満や首まわりの脂肪沈着がある方は、気道が狭くなりやすく、
呼吸が止まるたびに体が酸素不足に陥ります。
その結果、夜間に何度も目が覚め(自覚のない覚醒)、
深い睡眠が取れず、翌日強い眠気・集中力低下・頭痛を引き起こします。 👉睡眠時無呼吸について詳しく知る
😴SASがもたらす“全身への悪影響”
SASは「眠りの病気」であると同時に、血管・代謝・心臓の病気です。
睡眠中の酸素不足と覚醒の繰り返しが、
交感神経を過剰に刺激し、血圧や血糖を上昇させます。
その結果、次のような病気を引き起こしたり、悪化させたりします。
| 合併症 | 主な影響 |
|---|---|
| 高血圧 | SAS患者の約半数に合併。治療抵抗性高血圧の7割がSASを併発。 |
| 糖尿病 | 約25%の2型糖尿病患者がSASを併発。インスリン抵抗性を高め血糖悪化。 |
| 脂質異常症 | 夜間低酸素により脂質代謝が乱れ、LDL上昇・中性脂肪増加。 |
| 肥満 | SASと生活習慣病に共通の要因。悪循環を形成。 |
| 脳・心血管障害 | SASは脳梗塞・心筋梗塞・心不全のリスクを3〜4倍に上昇。 |
つまり、「いびき」=生活習慣病・心疾患のサインでもあるのです。 👉生活習慣病について詳しく知る
😴睡眠と心不全 ― 見逃されがちな関係
SASは、心不全の発症や再入院に深く関わることが知られています。
睡眠中の酸素低下は心臓への負担を増やし、
心筋へのダメージ・不整脈・血圧上昇を招きます。
特に以下のような方は、要注意です。
-
高血圧がなかなか下がらない
-
夜間に息苦しくて目が覚める
-
心不全で入退院を繰り返している
SASを見逃すと、心不全の再発リスクを高めるため、
循環器領域では「心不全治療の一環」として睡眠評価が推奨されています。 👉循環器内科について詳しく知る
😴生活習慣の見直しが第一歩
SASを改善・予防するためには、生活習慣の見直しが欠かせません。
✅ 体重管理:肥満を解消するだけで無呼吸が改善する例も。
✅ 禁煙:気道炎症を抑え、空気の通り道を確保。
✅ 飲酒制限:寝酒は気道を緩めて無呼吸を悪化。
✅ 睡眠姿勢:仰向けよりも横向き寝が有効。
✅ 規則正しい生活:睡眠時間の確保とストレス緩和を意識。
😴当院でのSAS評価・治療
豊中駅前さかい内科・循環器クリニックでは、
生活習慣病と睡眠の両面から“心臓を守る”医療を行っています。
-
簡易睡眠検査(自宅で実施可能)
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循環器専門医による結果説明
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CPAP(持続陽圧呼吸療法)導入・管理
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高血圧・糖尿病・脂質異常の総合管理
「血圧が下がらない」「疲れが取れない」
― その背景に“眠りのトラブル”が隠れているかもしれません。
😴まとめ|眠りを整えることは、血管を守ること
睡眠時無呼吸症候群は、放っておくと
生活習慣病・心不全・脳梗塞・心筋梗塞のリスクを高めます。
しかし、正しい検査と治療を行えば、改善できる病気です。
「なんとなく眠い」「いびきが気になる」――
その小さなサインを、見逃さないでください。
📍アクセス・ご予約
豊中駅前さかい内科・循環器クリニック
📍 大阪府豊中市本町1丁目6-4 京阪豊中ビル1階
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📅 平日・土日午前も診療
📞 06-6850-1230
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✍執筆者情報
酒井 拓
(医学博士/循環器専門医/抗加齢医学専門医/テストステロン治療認定医/CPAP療法士)
記事監修・更新日:2025年11月18日
本記事は一般的な健康情報の提供を目的としており、
診断・治療を目的とするものではありません。症状がある場合は医師にご相談ください。




