「症状がなくても“心臓のサイン”は進んでいることも——心臓弁膜症と検査の大切さを豊中の循環器専門医が解説」|豊中の内科・循環器内科|豊中駅前さかい内科・循環器クリニック

〒560-0021 大阪府豊中市本町1-6-4京阪豊中ビル1階
06-6850-1230
ヘッダー画像

「症状がなくても“心臓のサイン”は進んでいることも——心臓弁膜症と検査の大切さを豊中の循環器専門医が解説」

「症状がなくても“心臓のサイン”は進んでいることも——心臓弁膜症と検査の大切さを豊中の循環器専門医が解説」|豊中の内科・循環器内科|豊中駅前さかい内科・循環器クリニック

「豊中駅前さかい内科・循環器クリニックのモダンなエントランス/内科・循環器専門クリニックの外観」

こんにちは。

阪急「豊中駅」徒歩3分の 豊中駅前さかい内科・循環器クリニック です。

クリスマス・年末のホリデーシーズン。

旅行・買い物・イベントなどで階段や坂道を歩いて「いつもより息が切れる」「胸がドキッとした」と感じる方も多い季節です。

実は、この“ちょっとした変化”が 心臓弁膜症のサイン であることがあります。

今回は 「なぜ心臓弁膜症は気づきにくいのか?」

そして 「症状がなくても検査が必要な理由」 を、専門医の視点から丁寧に解説します。

🌸 本記事の概要

  • 心臓弁膜症は進行しても気づきにくい

  • 気づいたときには中等症〜重症の場合も

  • 自覚症状の例(息切れ・動悸・むくみなど)

  • なぜ早めに検査が必要なのか

  • 心エコーを受けるメリット

  • よくある質問(FAQ)

🌸 心臓弁膜症は進行しても気づきにくい病気

心臓弁膜症とは、

心臓の“弁(ドア)”がうまく開閉できなくなる病気 です。

弁の異常が起こると、

  • 血液が逆流する(逆流症)
  • 血液が通りにくくなる(狭窄症)

といった問題が生じ、心臓に負担がかかります。

しかし、初期はほとんど自覚症状がありません。

日常生活では気づかず過ごしてしまい、



「気づいたときには中等症〜重症だった」

という方も珍しくありません。

進行すると以下のような症状が出て、

最終的には心不全や突然死のリスクにもつながります。

🌸 心臓弁膜症の特徴

✔ 進行がゆっくりなので身体が慣れてしまう

✔ 年齢のせいだと思い込みやすい

✔ 運動量が少ないと症状が隠れやすい

高齢の方は特に、



「最近疲れやすいけど、年齢のせいかな」

「少し息切れするけど、太ったからかも」

と見過ごしてしまう傾向があります。

🌸 心臓弁膜症の典型的な症状

普段は症状がなくても、階段・坂道・旅行先の行楽地など、

身体を少し動かしたときに気づくことがあります。

以下の症状がないかチェックしてみてください。

  • 息切れ(階段・坂道で以前より苦しい)
  • 動悸(脈が速い/脈が飛ぶ感覚)
  • 疲れやすい・だるい
  • むくみ(くつ下の跡が消えにくい)
  • 夜間の咳・息苦しさ

これらは 心不全の初期症状 とも重なります。

🌸 自覚症状がなくても検査が必要な理由

心臓弁膜症の主な原因は 加齢による弁の劣化・石灰化 です。



✔ 65歳以上の 約10人に1人 が罹患

✔ 高血圧・糖尿病・喫煙・家族歴があるとリスク上昇

そのため、以下の方は 症状がなくても早めの検査がおすすめ です。

  • 65歳以上
  • 高血圧・糖尿病・脂質異常症がある
  • たばこを吸う
  • 家族に心臓病の方がいる
  • 健診で「心雑音」を指摘された

放置すると進行し、突然心不全になるケースもあるため、

早期発見がとても重要です。

🌸 症状を自覚するときには進行している可能性

実際、



「心雑音があると言われて初めて検査を受けたら、中等症だった」

という方が多くいらっしゃいます。

息苦しさや胸痛が出る時点では、

すでに重症化へ近づいている場合もあります。

したがって、



症状が出る前に検査することが、最も安全で賢い選択肢

といえます。

🌸 適切なタイミングで治療するために必要なこと

心臓弁膜症は自然治癒しません。

進行度に応じて

  • 経過観察
  • 薬物治療
  • カテーテル治療(TAVI)
  • 手術

など、適切な治療が異なります。

早めに心エコーで重症度を把握することで、

最適なタイミングで治療に進むことができる のです。

🌸 心エコー検査で分かること

当院で行う心エコーでは、以下を精密に評価できます。

  • 弁の開閉の状態
  • 逆流の有無・強さ
  • 狭窄の程度
  • 心臓の動き(EFなど)
  • 心臓の負担(心肥大・肺うっ血)

放射線を使わず痛みもなく、

妊婦さんも受けられる安全な検査 です。

当院では 女性検査技師 による検査も可能で、

胸部検査が不安な女性の方にも配慮しています。

🌸 検査で“今の状態”を知ることが、将来の安心につながる

軽症であれば 3〜5年ごと

中等症であれば 1〜2年ごと の経過観察が必要です。

急激に進行することは多くありませんが、

個人差があるため 定期評価がとても大切 です。



“今どの位置にいるのか”を理解することで、

安心して日常生活を送ることができます。

🌸 よくある質問(FAQ)

Q1. 心臓弁膜症はなぜ自覚症状が出にくいのですか?

A. 病気がゆっくり進行するため、身体がその状態に慣れてしまうからです。

高齢者では「年のせい」と考えてしまい、症状を見逃しやすくなります。

Q2. 心臓弁膜症の検査を受ける必要があるのはなぜですか?

A. 初期症状がほぼなく、気づいたときには進行していることが多いためです。

65歳以上・生活習慣病がある・喫煙する方は特に要注意です。

Q3. 心エコー検査では何が分かりますか?

A. 弁の開き具合、逆流の程度、心臓の動き、負担の有無など、

現在の状態・重症度・治療の必要性 が分かります。

🌸アクセス・ご予約

豊中駅前さかい内科・循環器クリニック
大阪府豊中市本町1丁目6-4 京阪豊中ビル1階
🚶 阪急「豊中駅」徒歩3分
🕐 平日・土日も診療
👉WEB予約はこちら

🌸執筆者情報

酒井 拓

(医学博士/循環器専門医/抗加齢医学専門医/テストステロン治療認定医/CPAP療法士)

記事監修・更新日:2025年12月12日

本記事は一般的な健康情報の提供を目的としており、

診断・治療を目的とするものではありません。症状がある場合は医師にご相談ください。

 

TOP