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こんにちは。
阪急「豊中駅」徒歩3分の 豊中駅前さかい内科・循環器クリニック です🍀
12月〜年末年始は、外食・ケーキ・お酒・〆のラーメン…と、いつもより“糖と脂”が増えやすい季節。
この時期に増えるご相談が、
「健診で血糖が高めと言われた」
「食後に眠くなる/だるい」
「体重が増えて、血圧も上がってきた気がする」
という “血糖値の乱れ” です。
今回は、食後高血糖(血糖スパイク) をキーワードに、
「問題 → 背景 → 症状 → 検査の必要性 → 行動の推奨」 の流れで、
クリスマス・年末を“楽しみながら守る”ためのコツを、やさしく整理してお伝えします。
🌸 問題:クリスマス〜年末は「食後高血糖」が起きやすい季節です
暴飲暴食が続くと起きやすいのが、食後高血糖(血糖スパイク)。
食事のあとに血糖値が急上昇し、その後に急降下する状態を指します。
怖いのは、「空腹時の血糖値が正常でも」起こることがある点です。
つまり、普段は元気でも、年末の食習慣で“隠れ高血糖”が表に出やすい季節ともいえます。
🌸 背景:なぜ年末は血糖が乱れやすいのか?
年末は、血糖スパイクを起こしやすい条件がそろっています。
- 糖質が多い食事(ケーキ・パン・麺類・丼もの・甘い飲み物)
- 脂質が多い食事(揚げ物・チーズ・クリーム・こってり料理)
- 飲酒(つまみが増える/夜食/睡眠の質低下)
- 運動不足(寒さ・忙しさで歩く量が減る)
- 睡眠不足・ストレス(自律神経が乱れ、血糖が上がりやすくなる)
特に豊中エリアでも、忘年会・会食・帰省前後で生活が崩れやすい時期。
「いつもより食べて、いつもより動かない」—これが血糖値の乱れの土台になります。
🌸 症状:食後高血糖(血糖スパイク)のサインは“意外と地味”
血糖スパイクは、はっきりした症状が出ないことも多い一方で、
次のような“日常の違和感”として現れることがあります。
- 食後に強い眠気がくる
- 食後にだるい/集中できない
- 甘いものがやめられない(すぐ欲しくなる)
- 空腹時にイライラ・手が震える感じがある
- 夕方に急に疲れが出る
- 体重が増えやすくなった
「年末だから疲れてるだけ」と思われがちですが、
血糖の乱高下が“体の波”を作っていることがあります。
🌸 検査の必要性:血糖は“空腹時だけ”では見えないことがあります
食後高血糖が厄介なのは、
空腹時血糖が正常でも進行していることがある点です。
そのため、状況に応じて以下の確認が重要になります。
- HbA1c(過去1〜2か月の平均的な血糖)
- 血糖値(空腹時だけでなく、必要に応じて食後も)
- 脂質・肝機能(脂肪肝や動脈硬化リスクの評価)
- 血圧・体重・腹囲(メタボ・生活習慣病の全体像)
そして当院は循環器クリニックとして、ここが大切だと考えています。
血糖の乱れは、将来の**動脈硬化(心筋梗塞・脳卒中)**につながりやすい“入口”だからです。
「糖尿病とまでは言われていない」段階で整えるほど、未来が変わります。
🌸 行動の推奨:医師が本当に教えたい“食後高血糖を防ぐ習慣”
年末は「ゼロにする」より、乱れにくい食べ方が現実的です。
今日からできるポイントを、重要順にまとめます。
1)最初の一口は「野菜・汁物・たんぱく質」から
いきなりケーキやパン、白米から入ると血糖が跳ねやすくなります。
サラダ/具だくさん味噌汁/肉・魚・卵を先に。
2)主食は“量よりタイミング”を意識
「〆のラーメン」「夜遅い炭水化物」は、年末の乱れポイント。
主食は昼寄り、夜は控えめが安全です。
3)甘いものは“単独で食べない”
ケーキは、できれば
食後のデザートとして少量に。
空腹で甘いもの単独はスパイクが起こりやすくなります。
4)食後10分の“ちょい歩き”が最強
寒い日ほど効きます。
- 食器を片付ける
- 部屋の中を歩く
- 駅の階段をひとつ上る
これだけでも、食後高血糖がゆるみやすくなります。
5)お酒は「量」より「おつまみの選び方」
お酒自体より、おつまみが血糖を乱します。
おすすめは
枝豆・冷奴・刺身・焼き鳥(塩)・ナッツ少量など。
🌸 こんな方は、年末前後に一度チェックをおすすめします
- 健診で「血糖が高め」「HbA1cが境界」と言われた
- 家族に糖尿病がいる
- 40代以降で体重が増えやすい
- 高血圧・脂質異常症がある
- 食後の眠気・だるさが気になる
- 年末に外食や飲酒が増える予定がある
「今は大丈夫」が続くように、今のうちに整える。
それが、生活習慣病のいちばん賢い予防です。
🌸 当院でできること:血糖・血圧・動脈硬化を“まとめて”整える
豊中駅前さかい内科・循環器クリニックでは、
- 血糖(HbA1c含む)・脂質・肝機能などの評価
- 血圧管理と生活習慣のアドバイス
- 動脈硬化リスク(心筋梗塞・脳卒中)を見据えた総合チェック
- 忙しい方でも続く“現実的な改善策”の提案
を行っています。
「まだ薬は必要ないかも」という段階こそ、生活設計の出番です。
気軽にご相談ください。
🌸 まとめ:年末は“楽しみながら、血糖を乱さない”でOK
- 年末は食後高血糖(血糖スパイク)が起きやすい
- 症状は地味でも、将来の動脈硬化リスクに関係する
- 空腹時血糖だけでは分からないことがある
- 食べ方・順番・食後の10分歩きが効く
- 「境界」のうちに整えるほど未来がラクになる
クリスマスも年末も、楽しい時間がいちばん。
その時間を、来年以降も安心して楽しむために。
今年は“血糖が乱れにくい習慣”を、ひとつだけでも増やしてみませんか?
🌸アクセス・ご予約
豊中駅前さかい内科・循環器クリニック
大阪府豊中市本町1丁目6-4 京阪豊中ビル1階
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🌸執筆者情報
酒井 拓
(医学博士/循環器専門医/抗加齢医学専門医/テストステロン治療認定医/CPAP療法士)
記事監修・更新日:2025年12月14日
本記事は一般的な健康情報の提供を目的としており、
診断・治療を目的とするものではありません。症状がある場合は医師にご相談ください。




