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こんにちは。
阪急「豊中駅」徒歩3分の【豊中駅前さかい内科・循環器クリニック】です🍀
年末年始は、生活リズムが変わりやすい時期。
「お正月だけ血圧が高い気がする…」というご相談が毎年増えます。
実は、お正月は “血圧が上がる条件”がそろいやすい 季節イベント。
放置せず、家庭血圧で早めに気づくことが、心筋梗塞・脳卒中の予防につながります。
🌸この記事でわかること
- お正月は「塩分・お酒・寒暖差」で血圧が上がりやすい
- 家庭血圧で“いつもとの違い”を見える化するのが最優先
- 危険サインがある場合は、年明けを待たずに受診(救急含む)
- 年明けの受診は「家庭血圧の記録」を持参するとスムーズ
🌸お正月の血圧上昇は「一時的」でも油断しないで
「休み明けに戻るから大丈夫」と思いがちですが、血圧の急上昇は 血管と心臓に負担をかけます。
特に、もともと高血圧・糖尿病・脂質異常症がある方、喫煙歴がある方は、年末年始の“上振れ”がきっかけで体調を崩すことがあります。
🌸なぜ年末年始は血圧が上がりやすいの?
お正月の血圧上昇は、主にこの3つが重なります。
- 塩分が増える:おせち、雑煮、練り物、漬物、鍋、外食など
- お酒・睡眠不足:飲酒、夜更かし、来客対応、移動の疲れ
- 寒暖差(ヒートショック要素):暖房の部屋→廊下・脱衣所→浴室の温度差
つまりお正月は、“血圧が上がる生活習慣+冬の血管収縮”がセットになりやすい時期です。
🌸【症状】血圧が上がったときのサイン
血圧上昇は無症状のことも多い一方で、次のようなサインが出ることがあります。
- 頭が重い、頭痛が続く
- ふわっとするめまい、立ちくらみ
- 動悸、ドキドキする
- 胸の圧迫感・胸痛、息切れ
- 顔のほてり、肩こりが急に強い
- いつもよりむくむ、体重が急に増える(数日で増える)
「風邪かな?疲れかな?」に紛れやすいので、家庭血圧で確認するのがいちばん確実です。
🌸救急受診を考えるサイン
次の症状がある場合は、年明けを待たずに救急要請・救急受診も検討してください。
- 強い胸痛・胸の圧迫感、冷汗、吐き気
- 息が苦しい、会話がしんどい
- 片側の手足が動かしにくい/しびれる、ろれつが回らない、激しい頭痛
- 意識がぼんやりする、反応が鈍い
- 家庭血圧が極端に高く、症状(胸痛・息切れ・神経症状など)を伴う
🌸“正月だけ高い”を見分けるには家庭血圧が鍵
年末年始は外来受診が難しいことも多いので、まずは 家庭血圧の記録がとても役立ちます。
ポイントは「1回の数値」ではなく、**傾向(いつ・どんな場面で上がるか)**です。
受診時に、治療の必要性や生活改善ポイントを具体化できます。
🌸【家庭血圧】正しく測るコツ
- 朝:起床後1時間以内/トイレ後/朝食・服薬の前
- 夜:就寝前(入浴や飲酒の直後は避ける)
- 測定前:1〜2分安静、足を組まない、背もたれを使う
- 1回だけでなく、2回測って近い方をメモ(機種の指示でもOK)
そして一番大事なのは、「いつもと比べてどうか」。
“自分の通常値”を知っている方ほど、年末年始の変化に早く気づけます。
🌸お正月の血圧を上げない「5つの現実的ルール」
できることからで大丈夫です😊
- 汁物は「飲み干さない」(雑煮・お吸い物・鍋のスープ)
- おせちは“味見を分散”(1回の塩分集中を避ける)
- お酒は“量”より“間隔”(チェイサー+休肝日を作る)
- 入浴は寒暖差対策が最優先(脱衣所を暖める・湯温は熱すぎない)
- 食後10分だけ歩く(血糖・血圧どちらにもプラス)
「全部やる」より、1つでも“継続できる形”にするのが勝ちです。
🌸こんな方は早めのチェックがおすすめ
- 家庭血圧が高めの日が続く(特に朝の血圧が高い)
- 動悸、胸の違和感、息切れが増えた
- 健診で高血圧・心電図異常を指摘されたことがある
- 高血圧の薬を飲んでいるのに、年末年始だけ上がりやすい
- 糖尿病・脂質異常症・腎機能低下がある
受診時は、**家庭血圧のメモ(日時・状況・飲酒/入浴/食事)**があると診療が一気にスムーズになります。
🌸【豊中で循環器受診を迷ったら】当院でできること
豊中駅前さかい内科・循環器クリニックでは、年明けの「血圧相談」に対して、
- 家庭血圧の評価(測り方の見直し含む)
- 心電図、必要に応じてホルター心電図(不整脈チェック)
- 血液検査(腎機能・糖代謝・脂質など)
- 心エコー検査(必要時)
- 生活習慣の現実的な調整(食事・睡眠・入浴・運動)
を、循環器専門医の視点で総合的に行います。
🌸よくある質問(FAQ)
Q1. お正月だけ血圧が高いのは“様子見”でいいですか?
A. 一時的でも、毎年繰り返すなら体質や生活パターンが影響していることが多いです。家庭血圧を記録し、年明けに一度相談されると安心です。
Q2. 高血圧の薬は自己判断で増やしていい?
A. いいえ。増減は副作用や血圧低下リスクもあるため、医師と相談してください。まずは家庭血圧の記録が判断材料になります。
Q3. 入浴後に血圧が上がった(または下がった)気がします。測っていい?
A. 入浴直後は変動しやすいので、評価としては「落ち着いてから(時間をあけて)」が基本です。入浴時のふらつき・胸痛・息苦しさがある場合は受診をおすすめします。
🌸まとめ:お正月の血圧は「家庭血圧+早めの相談」で守れます
- 年末年始は 塩分・お酒・寒暖差で血圧が乱れやすい
- 症状だけでは判断できないため、家庭血圧の記録が最強
- 危険サインがあれば、年明けを待たず受診(救急含む)
- 年明けは「記録を持って相談」で、対策が具体化します
「まだ患者じゃない日。だからこそ、守れる未来があります。」
年明けを健やかに迎えるために、気になる方はお気軽にご相談ください🍀
🌸アクセス・ご予約
豊中駅前さかい内科・循環器クリニック
大阪府豊中市本町1丁目6-4 京阪豊中ビル1階
🚶 阪急「豊中駅」徒歩3分
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🌸執筆者情報
酒井 拓
(医学博士/循環器専門医/抗加齢医学専門医/テストステロン治療認定医/CPAP療法士)
記事監修・更新日:2025年12月25日
本記事は一般的な健康情報の提供を目的としており、
診断・治療を目的とするものではありません。症状がある場合は医師にご相談ください。




