医療ダイエット(肥満外来)
医療ダイエット(肥満外来)
「やせる」だけじゃない。
──心臓と、これからの人生を守る“医学的な体重管理”
当院の医療ダイエットは、美容目的だけではなく、循環器専門医の視点から行う「医学的な肥満症治療」です。
肥満は、単なる体型の問題ではありません。
高血圧、脂質異常症、糖尿病、脂肪肝、睡眠時無呼吸症候群など、さまざまな生活習慣病や心臓病につながる“上流”の病態です。
当院では、肥満症の状態や合併症、生活背景などを踏まえ、医学的に適切と判断した場合に肥満症治療薬を使用しています。
ウゴービ®は、国内でも「肥満症」の治療薬として承認された週1回の自己注射薬です。
有効成分セマグルチドが、食欲や満腹感に関わる経路に作用し、食事量を自然に整えやすくすることで体重管理を支えます。
長期的な体重管理や、心血管リスク低減を見据えた治療として活用しています。
マンジャロ®は、GLP-1受容体とGIP受容体の両方に作用する週1回の自己注射薬で、海外では「ゼップバウンド」という肥満症の治療薬として使用されております。
GLP-1作用は満腹感を高め、食べ過ぎを防ぐ働きがあります。一方でGIP作用は、脂肪代謝やエネルギー消費にも関与すると考えられています。
この2つの作用によって、従来のGLP-1受容体作動薬を上回る体重減少効果が期待されています。
また、
であることも特徴です。
ウゴービ®・マンジャロ®それぞれに特徴があります。
BMIや合併症、生活スタイルなどを踏まえながら、患者様と一緒に最適な治療を考えていきます。
初回は以下①〜③、2回目以降は薬剤費のみです。
| ①初診料 | 1,500円 |
|---|---|
| ②血液検査 |
3,500円 |
| 0.25mg | 17,600円 |
|---|---|
| 0.5mg | 26,400円 |
| 1mg | 39,600円 |
| 1.7mg | 48,400円 |
| 2.4mg | 66,000円 |
| 2.5mg | 22,000円 |
|---|---|
| 5mg | 39,600円 |
| 7.5mg | 55,000円 |
| 10mg | 77,000円 |
1
初回診察
体重・腹囲・血圧・生活習慣の確認
2
検査
安全に進めるための採血検査(肝機能・腎機能・血糖など)
※初診時に院内採血を実施、当日確認いたします。
3か月以内の血液検査結果があれば省略可能です。
3
自己注射指導(初回は院内で)
安全に自己注射できるよう、実際の手技・保管・廃棄まで確認します。
4
定期フォロー(効果・副作用・生活調整)
体重だけでなく、血圧・血糖・脂質も定期的に確認し、食事内容や増量ペースを調整します。
なお、添付文書上も、3〜4か月で改善傾向が乏しい場合は中止を検討します。
ウゴービ®は、体に慣らしながら少しずつ量を増やしていくお薬です。
安全に効果を出すために、以下のようなスケジュールで治療を進めます。
| 月 | 投与量 | ポイント |
|---|---|---|
| 1か月目 | 0.25mg/週 | 副作用の確認、体を慣らす |
| 2か月目 | 0.5mg/週 | 食欲抑制を感じ始める頃 |
| 3か月目 | 1.0mg/週 | 代謝の変化や体重の減少が実感されやすい |
| 4か月目以降 | 1.7〜2.4mg/週 | 個人にあわせて最適量へ |
体重や代謝の変化は、3〜6か月頃から現れます。
継続治療により、1年で平均10〜15%程度の体重減少が報告されています。
主な副作用:吐き気、下痢、便秘、胃の不快感など
ごくまれに膵炎や胆石、腸閉塞など重篤な副作用が起きることがあります。
妊娠中・授乳中の方、セマグルチドにアレルギーがある方は使用できません。
定期的な診察で、あなたにとって“安全で続けられる治療”を一緒に考えます。
一概に優劣はありません。
当院では、まずウゴービ®を標準的な肥満症治療として考えています。
マンジャロ®は、
高度肥満や反応不十分例などで選択肢となります。

肥満は、見た目だけの問題ではありません。
高血圧、脂質異常症、睡眠時無呼吸症候群、
そして将来の心血管疾患にもつながる重要なサインです。
当院では、循環器専門医の視点から、
肥満症の背景や合併症リスクまで含めて丁寧に評価し、
一人ひとりに合わせた治療プランをご提案しています。
“いま”だけではなく、
“これから”の健康を見据えた医学的体重管理を、一緒に考えていきましょう。
