
目次
阪急「豊中駅」徒歩3分の
豊中駅前さかい内科・循環器クリニックです🍀
🌸この記事のまとめ
・ピル(低用量ピル・LEP)は血栓症リスクを高めることがあります
・特に「片足だけの腫れ・痛み・熱感」は注意が必要です
・深部静脈血栓症(DVT)は肺塞栓症につながることがあります
・若い女性でも起こる可能性があります
・下肢静脈エコーで血栓の有無を確認できます
・「むくみだけだから大丈夫」と自己判断しないことが重要です
✅関連情報
若い女性の胸痛・動悸は放置して大丈夫?|心エコー検査で分かる“心臓からのサイン”を循環器専門医が解説
🌸ピル服用中に「足の腫れ」が気になっていませんか?
「最近、片足だけむくむ」
「ふくらはぎが張る感じがする」
「足が痛い気がする」
そんな症状があり、
👉 「ピルの副作用かな?」
👉 「むくみやすい体質かも」
と思っていませんか?
実は、ピル内服中の足の腫れでは、
👉 深部静脈血栓症(DVT)
が隠れていることがあります。
🌸深部静脈血栓症(DVT)とは?
深部静脈血栓症とは、
👉 足の深い静脈に血のかたまり(血栓)ができる病気です。
特に、
・ふくらはぎ
・太もも
の静脈にできやすいことが知られています。
🌸なぜピルで血栓リスクが上がる?
低用量ピルやLEP製剤には、
👉 女性ホルモン(エストロゲン)
が含まれています。
このエストロゲンには、
👉 血液を固まりやすくする作用
があります。
そのため、血栓症リスクがわずかに上昇
することがあります。
🌸特に注意が必要な方
次のような場合は、血栓リスクが高くなることがあります。
・喫煙
・肥満
・長時間座りっぱなし
・脱水
・手術後
・長距離移動
・家族歴
・高血圧
・脂質異常症
特に、
👉 「ピル+喫煙」
は注意が必要です。
🌸見逃してはいけない症状
✔ 片足だけ腫れる
最も重要なポイントです。
👉 「左右差があるむくみ」
は血栓症でよくみられます。
✔ ふくらはぎの痛み
・歩くと痛い
・押すと痛い
・張る感じがする
といった症状が出ることがあります。
✔ 熱感・赤み
血栓ができると、
👉 炎症反応
によって、
・熱っぽい
・赤い
・だるい
と感じることがあります。
🌸「ただのむくみ」との違いは?
一般的なむくみでは、
・両足に出る
・夕方に強くなる
・朝は軽くなる
ことが多いです。
一方で血栓症では、
👉 「片側だけ」
という特徴が重要です。
🌸放置するとどうなる?
深部静脈血栓症で怖いのは、
👉 血栓が肺へ飛ぶことです。
これを、
👉 肺塞栓症(エコノミークラス症候群)
と呼びます。
🌸肺塞栓症とは?
血栓が肺の血管に詰まる病気です。
すると、
・急な息苦しさ
・胸痛
・動悸
・酸素低下
などが起こります。
重症では、
👉 命に関わることもあります。
🌸こんな症状はすぐ受診を
✔ 早めの受診をおすすめ
・片足だけ腫れる
・ふくらはぎが痛い
・足が熱い
・ピル服用中で不安
✔ すぐ受診が必要
・急な息苦しさ
・胸痛
・動悸
・歩けないほど痛い
・症状が急激に悪化
👉 この場合は早急な評価が必要です。
🌸検査で何が分かる?
✔ 下肢静脈エコー検査
超音波で、
👉 静脈内の血栓
を確認します。
🌸下肢静脈エコーの特徴
・被ばくなし
・痛みほぼなし
・リアルタイム評価
・その場で確認可能
👉 若い女性でも受けやすい検査です。
🌸血液検査も重要です
必要に応じて、
・Dダイマー
・炎症反応
なども確認します。
ただし、「血液検査だけでは完全には否定できない」ため、
エコー評価が重要になります。
🌸当院で行う血栓症評価
当院では、
・下肢静脈エコー
・心電図
・血液検査
・必要時の循環器評価
を行い、「本当に血栓があるか」
を総合的に判断します。
🌸当院の超音波検査体制
当院では、常勤の臨床検査技師が在籍
しており、
・下肢静脈エコー
・頸動脈エコー
・心エコー
などに対応しています。
そのため、
👉 「気になる時に早めに確認できる」
体制を大切にしています。
🌸女性でも安心して受けられる環境
「足を見せる検査は不安…」
そんな方にも安心していただけるよう、
✅ 女性スタッフ対応
✅ プライバシー配慮
✅ 丁寧な説明
を大切にしています。
🌸循環器専門医として大切にしていること
ピルは、
👉 多くの女性にとって大切な治療選択肢
です。
だからこそ、
👉 「過度に怖がる」のではなく、
👉 「危険サインを正しく知る」
ことが重要です。
特に、 “片足だけの腫れ”
は重要なサインです。
「様子見で大丈夫かな…」
と迷った時こそ、一度確認すること
が安心につながります。
🌸こんな方はご相談ください
✔ ピル服用中で足が腫れる
✔ 片足だけむくむ
✔ ふくらはぎが痛い
✔ 血栓症が不安
✔ 長時間移動後に足が張る
✔ 息苦しさがある
✔ 下肢静脈エコーを受けたい
👉 検査のみのご相談も可能です。
🌸よくあるご質問(FAQ)
Q. ピルを飲むと必ず血栓になりますか?
👉 必ずではありません。
ただし、リスクがわずかに上昇することが知られています。
Q. 片足だけむくむのは危険ですか?
👉 深部静脈血栓症でみられることがあり、注意が必要です。
Q. 下肢静脈エコーは痛いですか?
👉 超音波検査のため、痛みはほとんどありません。
Q. 若い人でも血栓症になりますか?
👉 はい。若年女性でも起こることがあります。
🌸最後に
「若いから大丈夫」
と思っていた症状の中に、
👉 血栓症のサイン
が隠れていることがあります。
特に、
👉 「片足だけの腫れ」
は重要なポイントです。
一方で、
👉 “異常がない”と確認すること
も大きな安心につながります。
気になる症状がある方は、
早めにご相談ください。
🌸アクセス
豊中駅前さかい内科・循環器クリニック
大阪府豊中市本町1丁目6-4 京阪豊中ビル1階
🚶 阪急「豊中駅」徒歩3分
🕐 平日・土日も診療
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🌸執筆者情報
酒井 拓
(医学博士/循環器専門医/抗加齢医学専門医/テストステロン治療認定医/CPAP療法士)
記事監修・更新日:2026年6月7日




