食べすぎが止まらないのは「意志が弱いから」? 循環器専門医が考える“食欲”とGLP-1治療|豊中の内科・循環器内科|豊中駅前さかい内科・循環器クリニック

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食べすぎが止まらないのは「意志が弱いから」? 循環器専門医が考える“食欲”とGLP-1治療

食べすぎが止まらないのは「意志が弱いから」? 循環器専門医が考える“食欲”とGLP-1治療|豊中の内科・循環器内科|豊中駅前さかい内科・循環器クリニック

こんにちは。
阪急「豊中駅」徒歩3分の
豊中駅前さかい内科・循環器クリニックです🍀

🌸この記事のまとめ

・「食べすぎ」は意志力だけの問題ではありません
・食欲には、ストレス・睡眠・ホルモン・環境などが関係しています
・40〜60代では、更年期・睡眠不足・生活習慣病が食欲に影響することがあります
・GLP-1治療は、“食欲の暴走”を落ち着かせるサポート治療です
・大切なのは「急激に痩せること」ではなく、“続けられる体重管理”です
・健診で体重増加や血圧上昇を指摘された段階での相談が重要です

✅関連情報

肥満外来とは?受診すべき人・治療内容・GLP-1の位置づけを専門医が解説

🌸「満腹なのに食べてしまう…」そんなことはありませんか?

「最近、つい食べすぎてしまう」
「夜になると甘いものが止まらない」
「若い頃より食欲を抑えにくい」
「お腹いっぱいでも何か食べたくなる」

そんな悩みはありませんか?

診察室でも、「食べすぎる自分は意志が弱いんでしょうか…」

と相談されることがあります。

しかし実際には、

👉 “食欲”

は、単なる根性論だけでは説明できません。

🌸食欲には「脳・ホルモン・環境」が関係しています

通常、人は、

👉 空腹になる → 食べる → 満腹になる → 食事を終える

という流れで食欲が調整されています。

しかし現代では、

・ストレス
・睡眠不足
・疲労
・ホルモン変化
・スマホやSNS
・コンビニ環境

などによって、

👉 “空腹ではないのに食べたくなる”

ことが増えています。

つまり、

👉 「食べすぎ=意志が弱い」

とは限らないのです。

🌸食べすぎにつながる3つの食行動

肥満治療や行動医学では、食べすぎにはいくつかのパターンがあると考えられています。

✅「目の前にあるから食べる」

・お菓子を見ると食べてしまう
・テレビを見ながら間食
・満腹でもデザートは別腹

これは、

👉 “環境刺激”

に反応している状態です。

✅「ストレスで食べてしまう」

・イライラすると甘いものが欲しくなる
・疲れると食べたくなる
・食べると安心する

40〜50代では、

・仕事ストレス
・更年期
・睡眠不足
・家庭負担

などが重なりやすく、

👉 “食欲コントロール”

が難しくなることがあります。

✅「我慢しすぎてリバウンド」

・極端な糖質制限
・食事を抜く
・1日1食
・絶対に食べないダイエット

こうした方法は短期的に体重が減っても、

👉 “反動”

で食欲が暴走することがあります。

診察室でも「我慢した反動で爆食してしまう」

という相談は少なくありません。

🌸40〜60代は「太りやすくなる時期」でもあります

特に40代以降では、

👉 “代謝低下”

が起こりやすくなります。

さらに、

・筋肉量低下
・活動量低下
・更年期
・睡眠の質低下

なども重なることで、

👉 “内臓脂肪”

が増えやすくなります。

🌸実は「食欲」と「生活習慣病」はつながっています

体重増加の背景には、

・高血圧
・糖代謝異常
・脂質異常症
・脂肪肝
・睡眠時無呼吸症候群(SAS)

などが隠れていることがあります。

特に、

👉 「最近お腹周りが増えた」

という変化は、

👉 “内臓脂肪増加”

のサインかもしれません。

🌸循環器内科で「食欲」を重視する理由

循環器内科では、

・高血圧
・動脈硬化
・心不全
・心房細動

などを診療します。

実はこれらの病気には、

👉 “肥満・内臓脂肪”

が深く関係しています。

つまり、

👉 「食欲との付き合い方」

は、

👉 “将来の心血管リスク”

にもつながるのです。

🌸GLP-1治療とは?

最近注目されているのが、

・ウゴービ®
・マンジャロ®

などのGLP-1関連治療です。

🌸GLP-1は「魔法の薬」ではありません

SNSでは、

「打つだけで痩せる」
「何kgも減る」

という情報も見かけます。

しかし実際には、

👉 “食欲を自然に落ち着かせる”

治療に近いイメージです。

例えば、

・少量で満腹になる
・間食が減る
・「これくらいでいいかな」と思える

という変化を感じる方がいます。

🌸GLP-1は「食欲の暴走」を落ち着かせるサポーター

重要なのは、

👉 「食べられなくする薬」

ではないことです。

食べようと思えば食べられます。

つまりGLP-1は、

👉 “意志をゼロにする薬”

ではなく、

👉 “食欲との付き合い方を整える治療”

なのです。

🌸大切なのは「急激に痩せること」ではありません

当院で重視しているのは、

👉 “リバウンドしにくい減量”

です。

急激な減量では、

・筋肉量低下
・代謝低下
・疲労感
・リバウンド

などが起こりやすくなります。

特に40〜60代では、

👉 “筋肉を維持しながら減量すること”

が非常に重要です。

🌸GLP-1は「卒業」を目指す治療です

当院では、

👉 「薬を打ち続けること」

をゴールにはしていません。

目指しているのは、

👉 「薬なしでも維持できる状態」

です。

そのため、

・食事習慣
・睡眠
・運動
・生活リズム

も含めてサポートしています。

🌸「まだ病気ではない段階」が重要です

実際の外来では、

「健診で少し体重増加を指摘されただけ」
「まだ病院に行くほどではないと思っていた」

という方に、

・高血圧
・SAS
・脂肪肝
・動脈硬化

などが見つかることがあります。

つまり、

👉 “食欲の変化”や

👉 “体重増加”は、

未来の病気の入口かもしれないのです。

🌸こんな方はご相談ください

✔ 最近太りやすくなった
✔ 食欲コントロールが難しい
✔ 夜の間食がやめられない
✔ 健診でBMI上昇を指摘された
✔ 血圧や血糖値が気になる
✔ 若い頃より痩せにくい
✔ 睡眠の質が悪い
✔ 動脈硬化を予防したい
✔ 医学的に安全な体重管理をしたい

🌸当院で行う評価

当院では、

・血圧測定
・血液検査
・体組成評価
・心電図
・心エコー
・頸動脈エコー

などを組み合わせ、

👉 “今の体の状態”

を総合的に評価しています。

🌸よくあるご質問(FAQ)

Q. GLP-1を使うと全く食べられなくなりますか?

いいえ。

食欲が自然に落ち着く感覚に近く、全く食べられなくなるわけではありません。

Q. GLP-1だけで痩せますか?

GLP-1は食欲をサポートする治療です。

長期的には、

・食習慣
・睡眠
・生活習慣

の見直しも重要です。

Q. 「意志が弱い」だけではないのでしょうか?

食欲には、

・ストレス
・睡眠
・ホルモン
・環境
・習慣

など多くの要因が関係しています。

Q. 更年期と体重増加は関係ありますか?

あります。

40〜50代女性では、

👉 ホルモン変化

によって代謝や食欲に影響が出ることがあります。

Q. リバウンドしませんか?

極端な制限だけで痩せると、リバウンドしやすくなります。

当院では、 “続けられる体重管理”

を重視しています。

🌸最後に

「食べすぎてしまう」
「痩せられない」

そんな悩みは、

👉 “意志が弱い”

だけではないかもしれません。

その背景には、

・ストレス
・睡眠不足
・更年期
・生活習慣病
・内臓脂肪増加

などが関係していることがあります。

だからこそ、

👉 「自分を責める」

のではなく、

👉 「体の状態を知ること」

が大切です。

気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。

🌸アクセス・ご予約

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🌸執筆者情報

酒井 拓

(医学博士/循環器専門医/抗加齢医学専門医/テストステロン治療認定医/CPAP療法士)

記事監修・更新日:2026年6月4日

本記事は一般的な健康情報の提供を目的としており、

診断・治療を目的とするものではありません。症状がある場合は医師にご相談ください。

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