こんにちは。

阪急「豊中駅」徒歩3分の【豊中駅前さかい内科・循環器クリニック】です🍀

冬に増える「発熱・咳・のどの痛み」。

この時期、豊中エリアでも「これ、インフル？それともコロナ？」

「症状が似ていて、自己判断できない…」

というご相談が増えています。

この記事では*症状の違いの“目安”と、迷ったときの受診の考え方を、やさしく整理してお伝えします。

🌸この記事でわかること

✅インフルエンザとコロナの「症状の違いの目安」

✅なぜ見分けにくいのか

✅すぐ受診したほうがよいサイン

✅検査で分かること／迷ったときの行動指針

🌸問題：冬の「発熱・咳・のどの痛み」で“インフル？コロナ？”と迷う方が増えています

冬は、かぜ症状が一気に増える季節。

その中でもインフルエンザと新型コロナ（COVID-19）は、どちらも似た症状が出やすく、**「症状だけで判断しようとして不安になる」**方がとても多い感染症です。

🌸背景：症状だけで100％見分けるのは難しい

まず大切な結論です。症状だけで「インフルかコロナか」を100％判断することはできません。

どちらも共通して

• 発熱
• 咳
• のどの痛み
• 倦怠感

が出ることが多く、冬はさらに

• 乾燥
• 疲労
• 睡眠不足
• ストレス

で体の抵抗力が落ちやすく、症状が似やすくなります。

だからこそ、迷ったときは

「症状の目安」＋「重症サインの有無」＋「検査」

この3つを組み合わせて考えるのが安心です。

🌸症状：インフルとコロナの違いは？

インフルエンザで多い傾向

• 比較的急に38℃以上の高熱が出る
• 強い倦怠感、関節痛・筋肉痛が目立つ
• 「体が動かないほどだるい」状態で始まることがある

コロナで多い傾向

• のどの痛み、咳、鼻水など“かぜに似た症状”が目立つことがある
• 発熱は「出ない〜高熱まで」幅がある
• 味覚・嗅覚の変化は「出る人もいる」程度（個人差あり）

共通して起こり得る症状

• 発熱、咳、鼻水、頭痛、倦怠感
• 下痢・吐き気などの胃腸症状が出ることも

👉 つまり、症状だけでの区別は難しいため、次の「重症サイン」を先にチェックするのが安全です。

🌸検査の必要性

✅次のような症状がある場合は、

自己判断で様子を見続けず、早めに医療機関へ相談・受診してください。

• 息苦しさ、呼吸が浅い・速い
• 胸の痛み、強い動悸
• 意識がぼんやりする、反応が鈍い
• 水分がほとんど取れない／尿が極端に少ない
• 高熱が続き、ぐったりしている
• 高齢者や基礎疾患のある方で、普段より明らかに元気がない

また、インフルエンザとコロナは治療や周囲への対応が変わることがあるため、医療機関での検査が役立ちます。

• 迅速抗原検査で、その場で目安が分かる
• タイミングによっては、再検査が必要な場合もある
• 心疾患・糖尿病などの基礎疾患がある方、妊娠中の方は、早めの評価が安心

🌸行動の推奨

✅迷ったときは、次の順番で整理すると安心です。

1️⃣ 重症サインがある → 早めに受診

2️⃣ 重症ではないが、発熱や咳が強い・続く → 検査を含めて相談

3️⃣ 軽症でも

　・同居家族に高齢者や基礎疾患のある方がいる

　・大切な予定が控えている

　→ 早めの行動が安心

そして予防は、

ワクチン接種＋基本的な感染対策（手洗い・換気・マスク・十分な睡眠）

をセットで意識しましょう。

🌸豊中で「発熱・咳・胸の違和感」があるときはご相談ください

豊中駅前さかい内科・循環器クリニックでは、一般内科としての感染症対応に加え、循環器専門医として

• 発熱に伴う動悸・息切れ
• 胸痛、不整脈の不安
• 心疾患の既往がある方の体調変化

といった、冬に増える「心肺の不安」も含めて総合的に判断します。

「どこに相談したらいいか分からない」段階でも、お気軽にご相談ください。

🌸よくある質問（FAQ）

Q1. 症状が軽ければ受診しなくてもいい？

A. 軽症でも、症状が悪化する場合や、同居家族に高齢者・基礎疾患のある方がいる場合は、早めの相談がおすすめです。

Q2. 何日くらい様子を見ていい？

A. 「息苦しさはないか」「水分が取れているか」「悪化していないか」を優先してください。不安があれば、早めの相談が安心です。

Q3. インフルとコロナ、同時にかかることはある？

A. 可能性はゼロではありません。症状が強い・長引く場合は、検査と経過確認が重要です。