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こんにちは。
阪急「豊中駅」徒歩3分の
豊中駅前さかい内科・循環器クリニックです🍀
2026年1月以降、インフルエンザB型の流行が全国的に広がっています。
すでに2025年秋にはA型が大きく流行しており、
- 「A型にはもうかかったから大丈夫」
- 「今回は熱もそこまで高くないし、ただの風邪かも」
そう感じている方も少なくありません。
ですが実際には、
B型インフルエンザは“気づかれにくい形”で広がりやすいという特徴があります。
🌸症状が軽いから「風邪」と思い込んでいませんか?
インフルエンザというと、
- 突然の高熱
- 強い関節痛・筋肉痛
- 動けないほどの倦怠感
をイメージする方が多いと思います。
しかし、B型インフルエンザでは
- 発熱がゆるやか
- 37℃台〜38℃未満で経過する
- のど痛み・鼻水が主体
といったケースも少なくありません。
そのため
「ただの風邪」と自己判断され、受診や隔離が遅れる
→ 周囲に広がる、という流れが起こりやすいのです。
🌸なぜ今、インフルエンザB型が流行しているのか
2025〜2026シーズンは、流行のパターンが例年と異なります。
主な背景は次の3点です。
- 2025年秋にA型が異例の早さで大流行
- A型とB型は免疫が交差せず「別物」
- 幼稚園・保育園・学校を中心に集団感染が拡大
その結果、
A型の流行が落ち着いたタイミングで、B型が前倒しで広がる
という現象が起きています。
実際、同一シーズン内でA型→B型と連続感染するケースも珍しくありません。
🌸インフルエンザA型とB型の違い
✅A型の特徴
- 流行時期:12月〜翌年3月が中心
- 急激な発症(1〜3日で一気に症状出現)
- 38℃以上の高熱
- 強い全身倦怠感・頭痛・筋肉痛
- 年齢を問わず重症感が出やすい
ウイルス増殖が非常に速く、
強い免疫反応(サイトカイン放出)が起こるのが特徴です。
✅B型の特徴
- 流行時期:A型より遅いことが多い(今季は前倒し)
- 発熱が比較的ゆるやか
- 鼻水・せき・のど痛みが目立つ
- 子どもでは腹痛・下痢・嘔吐など消化器症状が出やすい
- 一度解熱後、再び熱が出る「二峰性発熱」のことも
B型はA型ほど爆発的に増殖しないため、
「思ったよりしんどくない」→見逃されやすい
という落とし穴があります。
🌸「風邪」との見極めが重要です
臨床で重要なのは、
インフルエンザでは「全身症状が先に出る」という点です。
- 発熱・倦怠感が先行
- 鼻水・せきは後から
これは、
ウイルス増殖が速く、局所炎症より全身免疫反応が先に立ち上がるためです。
一方、一般的な風邪では
- のど痛み・鼻水 → 発熱
という順序が多くなります。
症状だけで判断が難しい場合、
迅速抗原検査による確認が、
- 不要な抗菌薬の回避
- 周囲への感染拡大防止
につながります。
🌸受診の目安と予防のポイント
✅早めの受診をおすすめするケース
- 発熱+強いだるさがある
- 熱は高くないが、全身がしんどい
- 家族や職場、学校で流行している
- 一度インフルエンザにかかったが、再び体調を崩した
✅特に注意が必要な方
- 高齢者
- 心臓病・糖尿病・呼吸器疾患のある方
- 妊娠中の方
これらの方では、
B型でも重症化・合併症のリスクがあります。
🌸豊中で発熱・かぜ症状が気になったら
豊中駅前さかい内科・循環器クリニックでは、
- 発熱外来対応
- インフルエンザ迅速検査
- 基礎疾患(心臓病など)を踏まえた安全な判断
を大切にしています。
「これ、風邪でいいのかな?」
その迷いこそが、受診のサインです。
🌸アクセス・ご予約
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🌸執筆者情報
酒井 拓
(医学博士/循環器専門医/抗加齢医学専門医/テストステロン治療認定医/CPAP療法士)
記事監修・更新日:2026年2月10日
本記事は一般的な健康情報の提供を目的としており、
診断・治療を目的とするものではありません。症状がある場合は医師にご相談ください。




