💓心不全パンデミック ― いま、静かに広がる“もうひとつの国民病”|豊中の内科・循環器内科|豊中駅前さかい内科・循環器クリニック

〒560-0021 大阪府豊中市本町1-6-4京阪豊中ビル1階
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💓心不全パンデミック ― いま、静かに広がる“もうひとつの国民病”

💓心不全パンデミック ― いま、静かに広がる“もうひとつの国民病”|豊中の内科・循環器内科|豊中駅前さかい内科・循環器クリニック

「豊中駅前さかい内科・循環器クリニックのモダンなエントランス/内科・循環器専門クリニックの外観」

こんにちは。阪急「豊中駅」徒歩3分の【豊中駅前さかい内科・循環器クリニック】です。



「人生100年」と言われる時代。

けれど、その裏で静かに進行している病があります。

それが、“心不全パンデミック”です。

🌸心不全とは? ― 心臓の「はたらきが弱る」状態

心不全とは、心臓が全身へ十分な血液を送り出せなくなった状態のこと。

体がだるい、息切れがする、足がむくむ…といった症状を繰り返しながら、

少しずつ体力や生活の質(QOL)が低下していく病気です。

がんや糖尿病のように“慢性的に進行する”ため、

知らないうちに進んでいるケースも少なくありません。

🌸超高齢社会で急増 ― 「心不全パンデミック」とは?

近年、心不全の患者さんは全国で約120万人

2030年には130万人に達すると推計されています。

がん患者(約100万人)を上回る勢いで増え続けており、

高齢化に伴ってまさに社会的課題となっています。

  • 50歳代の慢性心不全発症率:約1%
  • 80歳以上では10%に上昇(米国研究より)

    つまり、10人に1人が心不全を発症する時代に近づいています。

    1980年以降、日本でも同様の傾向が続いており、

    感染症のように急増していることから

    「心不全パンデミック」と呼ばれています。

🌸なぜ、こんなに増えているのか?

背景には、次のような要因があります。

  • 高血圧や糖尿病などの生活習慣病の増加
  • 食生活の欧米化による虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)の増加
  • 高齢化による弁膜症・心筋症の増加
  • 心臓治療の進歩で“助かった後”の患者が増えている

つまり、医療の進歩によって「命を救える時代」になった一方で、

その後に慢性心不全として生きる人が増えたのです。

🌸心不全は「治す」より「支える」医療へ

高齢者の心不全では、心臓移植などの根本治療は適応外となる場合が多く、

入退院を繰り返しながら少しずつ進行していきます。

予後(生存率)は悪く、医療費の負担も大きく、

本人だけでなくご家族にとっても大きな問題です。

こうした状況を受け、日本心不全学会は

「高齢心不全患者の治療指針(ステートメント)」を発表しています。

🌸心不全とともに生きるために ― “生活に溶け込む医療”を

私たちは、救急の現場で命をつないできた経験から、

「もっと早く出会えていたら、未来は変わったのでは」

という想いを強く抱いてきました。

だからこそ、豊中駅前さかい内科・循環器クリニックは

生活に寄り添う心臓の専門医”という形を選びました。

  • 「なんとなく疲れやすい」
  • 「血圧が少し高い」
  • 「動悸が気になる」

    そんな“小さな違和感”こそ、心不全予防の第一歩です。

🌸当院でできること ― 心不全の早期発見・重症化予防

当院では、循環器専門医による包括的な心臓評価を行っています。

  • 心エコー・心電図・BNP採血による心機能スクリーニング
  • 生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症)の管理・予防
  • むくみ・息切れ・体重変動の早期評価
  • 必要に応じた地域病院との連携

“異常を見つける”だけでなく、

“異常が起きない未来をつくる”ための医療を大切にしています。

🌸心不全のない未来へ ― 地域で守る、心の健康

心不全は、医療機関だけで完結する病気ではありません。

栄養・運動・生活・社会とのつながり…

地域全体で支えることが、再発防止や生活の質の維持につながります。

豊中という街で、

“まだ患者じゃない日”から心臓を守る医療を広げていきたい――

それが、私たちの想いです。

🌸アクセス・ご予約

豊中駅前さかい内科・循環器クリニック

📍 大阪府豊中市本町1丁目6-4 京阪豊中ビル1階

🚶 阪急「豊中駅」徒歩3分

📞 06-6850-1230

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🌸執筆者情報

酒井 拓

(医学博士/循環器専門医/抗加齢医学専門医/テストステロン治療認定医/CPAP療法士)

記事監修・更新日:2025年11月5日

本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、

診断・治療を目的とするものではありません。症状がある場合は医師にご相談ください。

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