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こんにちは。阪急「豊中駅」徒歩3分の【豊中駅前さかい内科・循環器クリニック】です。
「人生100年」と言われる時代。
けれど、その裏で静かに進行している病があります。
それが、“心不全パンデミック”です。
🌸心不全とは? ― 心臓の「はたらきが弱る」状態
心不全とは、心臓が全身へ十分な血液を送り出せなくなった状態のこと。
体がだるい、息切れがする、足がむくむ…といった症状を繰り返しながら、
少しずつ体力や生活の質(QOL)が低下していく病気です。
がんや糖尿病のように“慢性的に進行する”ため、
知らないうちに進んでいるケースも少なくありません。
🌸超高齢社会で急増 ― 「心不全パンデミック」とは?
近年、心不全の患者さんは全国で約120万人、
2030年には130万人に達すると推計されています。
がん患者(約100万人)を上回る勢いで増え続けており、
高齢化に伴ってまさに社会的課題となっています。
- 50歳代の慢性心不全発症率:約1%
- 80歳以上では10%に上昇(米国研究より)
つまり、10人に1人が心不全を発症する時代に近づいています。
1980年以降、日本でも同様の傾向が続いており、
感染症のように急増していることから
「心不全パンデミック」と呼ばれています。
🌸なぜ、こんなに増えているのか?
背景には、次のような要因があります。
- 高血圧や糖尿病などの生活習慣病の増加
- 食生活の欧米化による虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)の増加
- 高齢化による弁膜症・心筋症の増加
- 心臓治療の進歩で“助かった後”の患者が増えている
つまり、医療の進歩によって「命を救える時代」になった一方で、
その後に慢性心不全として生きる人が増えたのです。
🌸心不全は「治す」より「支える」医療へ
高齢者の心不全では、心臓移植などの根本治療は適応外となる場合が多く、
入退院を繰り返しながら少しずつ進行していきます。
予後(生存率)は悪く、医療費の負担も大きく、
本人だけでなくご家族にとっても大きな問題です。
こうした状況を受け、日本心不全学会は
「高齢心不全患者の治療指針(ステートメント)」を発表しています。
🌸心不全とともに生きるために ― “生活に溶け込む医療”を
私たちは、救急の現場で命をつないできた経験から、
「もっと早く出会えていたら、未来は変わったのでは」
という想いを強く抱いてきました。
だからこそ、豊中駅前さかい内科・循環器クリニックは
“生活に寄り添う心臓の専門医”という形を選びました。
- 「なんとなく疲れやすい」
- 「血圧が少し高い」
- 「動悸が気になる」
そんな“小さな違和感”こそ、心不全予防の第一歩です。
🌸当院でできること ― 心不全の早期発見・重症化予防
当院では、循環器専門医による包括的な心臓評価を行っています。
- 心エコー・心電図・BNP採血による心機能スクリーニング
- 生活習慣病(高血圧・糖尿病・脂質異常症)の管理・予防
- むくみ・息切れ・体重変動の早期評価
- 必要に応じた地域病院との連携
“異常を見つける”だけでなく、
“異常が起きない未来をつくる”ための医療を大切にしています。
🌸心不全のない未来へ ― 地域で守る、心の健康
心不全は、医療機関だけで完結する病気ではありません。
栄養・運動・生活・社会とのつながり…
地域全体で支えることが、再発防止や生活の質の維持につながります。
豊中という街で、
“まだ患者じゃない日”から心臓を守る医療を広げていきたい――
それが、私たちの想いです。
🌸アクセス・ご予約
豊中駅前さかい内科・循環器クリニック
📍 大阪府豊中市本町1丁目6-4 京阪豊中ビル1階
🚶 阪急「豊中駅」徒歩3分
📞 06-6850-1230
🌸執筆者情報
酒井 拓
(医学博士/循環器専門医/抗加齢医学専門医/テストステロン治療認定医/CPAP療法士)
記事監修・更新日:2025年11月5日
本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、
診断・治療を目的とするものではありません。症状がある場合は医師にご相談ください。




