夜中に突然、胸がドキドキ。これって心臓?|豊中の内科・循環器内科|豊中駅前さかい内科・循環器クリニック

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夜中に突然、胸がドキドキ。これって心臓?

夜中に突然、胸がドキドキ。これって心臓?|豊中の内科・循環器内科|豊中駅前さかい内科・循環器クリニック

こんにちは。

阪急「豊中駅」徒歩3分の
豊中駅前さかい内科・循環器クリニックです🍀

夜、静かに寝ていたのに突然、

「心臓がドクドクする」

「急に脈が速くなった」

「心臓が飛び出しそう」

そんな動悸で目が覚めると、不安になりますよね。

昼間なら気にならない程度でも、夜中は周囲が静かなため、心臓の鼓動を強く感じることもあります。

一方で、寝ているときの動悸の中には、期外収縮や心房細動、発作性の頻脈などの不整脈が隠れていることもあります。

🌸 まず結論から。

夜中の動悸が、すべて心臓病というわけではありません。

ただし、

「寝ているだけだから心臓ではない」
「ストレスだろうから大丈夫」

とも言い切れません。

特に、突然始まる、何度も繰り返す、数分以上続く、胸痛・息苦しさ・めまいを伴う場合は、一度循環器内科で相談することをおすすめします。

🌸この記事のまとめ

✅ 夜中の動悸には、不整脈以外にもさまざまな原因があります

✅ 突然始まり突然止まる動悸では、発作性の不整脈も考えます

✅ 「心拍数100を超えた」という数字だけでは危険性を判断できません

✅ 診察時に動悸が止まっていても受診できます

✅ 発作性の動悸では、24時間ホルター心電図などが役立つことがあります

✅ 胸痛・強い息苦しさ・失神などを伴う場合は、速やかな受診が必要です

🌸なぜ寝ているときに心臓がドキドキする?

「何もしていないのに、なぜ?」

と思うかもしれません。

夜中の動悸には、いくつかの原因があります。

① 不整脈

代表的なのが、

期外収縮、心房細動、発作性上室性頻拍などの不整脈です。

「ドクンとする」

「一拍抜ける感じがする」

「急にバクバクして、しばらくすると突然止まる」

「脈がバラバラする」

など、感じ方はさまざまです。

不整脈の中には健康な方にもみられるものがありますが、種類によっては治療や詳しい評価が必要です。

② ストレス・自律神経・睡眠不足

強いストレス、疲労、睡眠不足などによって心拍を強く感じることがあります。

また、夜は周囲が静かで体を動かしていないため、昼間より鼓動を意識しやすくなることもあります。

ただし、

「夜中の動悸=自律神経」

と最初から決めつけないことが大切です。

繰り返す場合には、不整脈など身体的な原因がないか確認してから考えます。

③ お酒・カフェインなど

寝る前のお酒やカフェインが動悸に影響することがあります。

特に飲酒は、脱水や睡眠の質の低下にもつながります。

「飲んだ日の夜に動悸が起こりやすい」

という方は、症状との関係を記録してみるのもよいでしょう。

④ 貧血・甲状腺など心臓以外の原因

動悸=心臓だけの問題、とは限りません。

貧血や甲状腺機能異常、発熱、脱水などでも心拍数が増え、動悸を感じることがあります。

特に、

動悸+疲れやすさ

動悸+息切れ

動悸+体重変化や手の震え

などがある場合は、必要に応じて血液検査も検討します。

🌸夜中に突然「バクバク」|不整脈を疑うポイントは?

診察で大切なのは、

「動悸があるか、ないか」だけではありません。

私たちは、

どう始まったか

どのくらい続いたか

脈は規則的だったか

どうやって止まったか

ほかの症状がなかったか

を確認します。

例えば、

「寝ていたら突然スイッチが入ったように脈が速くなり、10分後に突然元に戻った」

という場合は、発作性の頻脈性不整脈を考える手がかりになります。

一方、

「ドクン、ドクンと時々脈が飛ぶ感じがする」

場合には、期外収縮なども考えます。

そして、「脈が速いうえに、バラバラしている」

という場合には、心房細動などを考えることがあります。

症状の表現だけで診断はできませんが、動悸の始まり方・規則性・持続時間は非常に重要な情報です。

🌸心拍数100を超えたら危険?

これもよくあるご質問です。

安静時の心拍数が100回/分を超える状態は「頻脈」と呼ばれます。

ただし、100を超えた=危険な不整脈

という意味ではありません。

発熱、脱水、緊張、飲酒、貧血などでも心拍数は上がります。

反対に、心拍数だけでは不整脈の種類や危険性を判断できません。

大切なのは数字だけではなく、

突然始まったのか

どのくらい続いたのか

脈が規則的か

胸痛・息苦しさ・めまいなどがないかです。

スマートウォッチなどで心拍数や心電図を記録できた場合は、受診時に見せていただくと診断の参考になることがあります。

🌸診察のときに動悸が止まっていても分かる?

「病院に着くころには止まってしまうんです」

これは動悸の患者さんから、とてもよく聞く言葉です。

発作性の不整脈は、

診察時には症状がないことも珍しくありません。

通常の12誘導心電図は、検査しているその時間の心臓の電気活動を記録します。

そのため、発作が起きていないタイミングでは心電図が正常ということもあります。

そこで症状の頻度などに応じて検討するのが、24時間ホルター心電図などの長時間心電図検査です。

🌸24時間ホルター心電図で何が分かる?

ホルター心電図は、小型の機器を装着して日常生活中の心電図を長時間記録する検査です。

例えば、

✅ 夜中の動悸のときに不整脈が起きているか

✅ 期外収縮がどの程度あるか

✅ 心房細動などが起きていないか

✅ 動悸を感じた時間と心電図に関連があるか

などを確認できます。

つまり、

「夜中にドキドキした」という症状と、「その瞬間の心臓のリズム」を結びつけて調べる

ための検査です。

ただし、動悸が月に1回など頻度が低い場合、24時間の検査中に症状が出ないこともあります。

症状の頻度に応じて、どのような検査が適しているかを判断することが大切です。

✅ 夜中の動悸、こんな場合は循環器内科へ

次のような動悸がある場合は、一度ご相談ください。

✅ 夜中の動悸を何度も繰り返す

✅ 数分〜数十分続く

✅ 突然始まり、突然止まる

✅ 脈が非常に速い

✅ 脈がバラバラする

✅ 動悸と一緒に息切れや胸部不快感がある

✅ 健診で心電図異常を指摘された

✅ 心臓病の既往がある

受診するときに動悸が止まっていても問題ありません。

いつ起きたか、何分続いたか、心拍数、脈が規則的だったかなどをメモしておくと診察に役立ちます。

⚠️ 動悸+こんな症状は早めの対応を

夜中の動悸に、

強い胸痛・胸の圧迫感

強い息苦しさ

失神・意識が遠のく感じ

冷や汗を伴う強い体調不良

などがある場合は、通常の外来を待たず、救急受診や119番への救急要請が必要になることがあります。

「動悸だけだから」と我慢しないでください。

🌸よくあるご質問

Q.寝ているときだけ動悸がします。心臓病ですか?

寝ているときの動悸だけで心臓病とは決まりません。

ストレスや飲酒などが関係することもありますが、不整脈が原因の場合もあります。

繰り返す場合は一度ご相談ください。

Q.心電図が正常なら不整脈ではありませんか?

いいえ。

発作性の不整脈では、症状がない時間の心電図が正常なことがあります。

必要に応じてホルター心電図などを検討します。

Q.夜中に動悸がしたけれど、朝には治りました。受診していいですか?

はい。

症状が治まってからでも受診できます。

むしろ、「病院に着いたときには止まっている」ことがあるのが発作性の動悸です。

🌸最後に|「夜中だけだから大丈夫」と決めつけないで

夜中に突然、心臓がドキドキする。

その原因がすべて心臓病というわけではありません。

一方で、

「ストレスかな」
「寝不足かな」
「もう治ったから大丈夫かな」

と自己判断している動悸の中に、不整脈が隠れていることもあります。

大切なのは、どんな動悸なのか。

その瞬間、心臓はどんなリズムになっているのか。

そして必要に応じて、

心臓そのものに病気が隠れていないか。

まで確認することです。

豊中駅前さかい内科・循環器クリニックでは、症状や頻度に応じて心電図、24時間ホルター心電図、心エコー、血液検査などを検討し、循環器専門医が総合的に評価します。

「夜中にまた起きたらどうしよう」

そんな不安が残っている段階から、ご相談ください。

その日、その瞬間の「不安」を、その場で「安心」に変える医療。

私たちは、そこまで含めた循環器診療を大切にしています。

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🌸執筆者情報

酒井 拓

(医学博士/循環器専門医/抗加齢医学専門医/テストステロン治療認定医/CPAP療法士)

記事監修・更新日:2026年9月2日

本記事は一般的な健康情報の提供を目的としており、

診断・治療を目的とするものではありません。症状がある場合は医師にご相談ください。

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