一度も心エコーを受けたことがない高血圧の方へ|心不全・心肥大を見逃さないために循環器専門医がお伝えしたいこと|豊中の内科・循環器内科|豊中駅前さかい内科・循環器クリニック

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一度も心エコーを受けたことがない高血圧の方へ|心不全・心肥大を見逃さないために循環器専門医がお伝えしたいこと

一度も心エコーを受けたことがない高血圧の方へ|心不全・心肥大を見逃さないために循環器専門医がお伝えしたいこと|豊中の内科・循環器内科|豊中駅前さかい内科・循環器クリニック

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豊中駅前さかい内科・循環器クリニックです🍀

🌸この記事のまとめ

✅ 高血圧は、血圧の数字だけでなく「心臓への負担」を確認することが大切です
✅ 血圧の薬を飲んでいても、心肥大や心不全の前段階が隠れていることがあります
✅ 心エコー検査では、心肥大・心機能・弁膜症・心不全の兆候などを確認できます
✅ BNP・NT-proBNP高値だけでは、心不全とは限りません
✅ BNPは高血圧・加齢・腎機能・不整脈・体格などの影響も受けます
✅ かかりつけ医がいる方でも、検査だけのご相談は可能です
✅  一度も心エコーを受けたことがない高血圧の方は、現在の心臓の状態を確認することをおすすめします

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🌸血圧の薬を飲んでいれば大丈夫、と思っていませんか?

「血圧の薬は何年も飲んでいます」

「健診では血圧だけ指摘されています」

「今の薬で血圧は落ち着いています」

このような方は多くいらっしゃいます。

一方で、外来でお話を伺うと、

👉 「心エコーは一度も受けたことがありません」

という方も少なくありません。

もちろん、血圧を下げることはとても大切です。

ただ、循環器専門医としてお伝えしたいのは、

👉 血圧の数字が安定していることと、心臓がまったく負担を受けていないことは同じではありません

ということです。

🌸高血圧は心臓に負担をかけ続けます

高血圧では、心臓は常に強い圧力に逆らって血液を送り出しています。

この状態が長く続くと、

心臓の筋肉が少しずつ厚くなったり、

硬くなったり、

拡大したりすることがあります。

これを、

👉 心肥大

と呼びます。

心肥大は、将来的な心不全や不整脈のリスクと関係します。

厄介なのは、

👉 心臓に負担がかかっていても、初期には症状がないことが多い

という点です。

だからこそ、症状が出てからではなく、

👉 症状がない段階で確認すること

に意味があります。

🌸血圧が同じでも、心臓の状態は人によって違います

同じように血圧が高い方でも、

心臓への影響は人によってまったく違います。

例えば、

血圧が130台で比較的安定していても、心肥大や弁膜症が見つかる方がいます。

一方で、血圧が高めでも、心臓への影響がまだ少ない方もいます。

つまり、 血圧の数字だけでは、心臓の状態までは分かりません。

そこで重要になるのが、

👉 心エコー検査

です。

🌸心エコー検査でわかること

心エコー検査は、超音波を使って心臓を調べる検査です。

被ばくはなく、痛みもほとんどありません。

心エコーでは、

✅ 心臓の大きさ

✅ 心臓の動き

✅ 心臓の壁の厚さ

✅ 心臓の弁の状態

✅ 心不全の兆候

✅ 心房の拡大

などを確認できます。

高血圧の方では特に、

👉 心肥大があるか

👉 心臓が硬くなっていないか

👉 心不全の前段階がないか

を確認することが大切です。

🌸高血圧による心不全は、早期には気づきにくいことがあります

心不全というと、

「息が苦しい」

「足がむくむ」

「横になると苦しい」

という症状をイメージされるかもしれません。

しかし実際には、

初期の心不全では症状がはっきりしないことがあります。

「少し階段がしんどい」

「年齢のせいか疲れやすい」

「最近むくみやすい」

という程度で始まることもあります。

そのため、

👉 高血圧が長く続いている方では、心エコーで心臓の状態を確認しておくことが重要です。

🌸BNP・NT-proBNP高値と言われた方へ

最近は健診や検査で、

BNP高値

NT-proBNP高値

を指摘されて受診される方も増えています。

BNPやNT-proBNPは、

👉 心臓に負担がかかった時に上昇する血液検査

です。

心不全の評価に役立つ大切な検査です。

ただし、

👉 BNP高値=心不全

ではありません。

🌸BNPは心臓以外の影響も受けます

BNPやNT-proBNPは、心不全以外でも高くなることがあります。

例えば、

✅ 高血圧

✅ 加齢

✅ 心房細動などの不整脈

✅ 腎機能低下

✅ 貧血

✅ 弁膜症

などです。

また、体格の影響もあります。

やせ型の方ではBNPが高めに出やすく、

逆に肥満の方では心不全があっても低めに出ることがあります。

いわゆるBNPパラドックスです。

つまり、

👉 BNPの数字だけで心不全かどうかを判断することはできません。

だからこそ、

👉 心エコーで実際の心臓の状態を確認すること

が重要になります。

🌸心エコーは「BNPの答え合わせ」にもなります

BNPが高いと言われると、不安になる方は少なくありません。

しかし、心エコーを行うことで、

✅ 心臓の動きは保たれているか

✅ 心肥大があるか

✅ 弁膜症があるか

✅ 心房が拡大していないか

✅ 心不全を疑う所見があるか

を確認できます。

つまり心エコーは、

👉 BNP高値の原因を考えるための重要な検査です。

🌸かかりつけ医がいる方もご相談ください

高血圧で長年通院している方の中には、

「今の先生に不満があるわけではない」

「薬は今のクリニックで続けたい」

「でも心エコーだけ一度受けてみたい」

という方もいらっしゃいます。

そのようなご相談も問題ありません。

当院は、

👉 かかりつけ医を変えることを前提とした受診

ではなく、

👉 今の心臓の状態を確認するための受診

も大切だと考えています。

現在の主治医の先生による治療方針を尊重しながら、検査や評価のみを行うことも可能です。

紹介状がなくても受診できます。

🌸こんな方は一度ご相談ください

✅ 高血圧で長年通院している

✅ 一度も心エコーを受けたことがない

✅ BNP・NT-proBNP高値を指摘された

✅ 心電図異常を指摘された

✅ 心雑音を指摘された

✅ 動悸がある

✅ 息切れが気になる

✅ 足のむくみがある

✅ 家族に心不全・心筋梗塞・脳卒中が多い

✅ かかりつけ医はいるが、検査だけ受けてみたい

🌸当院でできること

当院では、循環器専門医による診察のもと、心臓と血管の状態を総合的に評価しています。

✅ 心エコー検査

✅ 心電図検査

✅ BNP・NT-proBNP評価

✅ 頸動脈エコー検査

✅ 動脈硬化評価

✅ 生活習慣病リスク評価

また、常勤臨床検査技師による超音波検査体制を整えており、当日の状況によっては心エコー検査に対応できる場合があります。

🌸よくあるご質問(FAQ)

Q. 高血圧でも心エコーは必要ですか?

すべての方に必ず必要というわけではありません。

ただし、高血圧が長く続いている方、BNP高値や心電図異常を指摘された方、動悸・息切れ・むくみがある方では、心エコー検査が有用です。

Q. 血圧の薬を飲んでいても心臓が悪くなることはありますか?

あります。

血圧がある程度安定していても、過去からの負担によって心肥大や心不全の前段階が見つかることがあります。

Q. BNPが高いと心不全ですか?

必ずしもそうではありません。

BNPは高血圧、加齢、腎機能低下、不整脈、体格などの影響も受けます。

心エコーで実際の心臓の状態を確認することが重要です。

Q. やせ型だとBNPが高くなることがありますか?

はい。

やせ型の方ではBNPが比較的高めに出ることがあります。

一方で肥満の方では、心不全があってもBNPが低めに出ることがあります。

Q. かかりつけ医がいても心エコーだけ受けられますか?

はい。

当院では、現在通院中の医療機関がある方の検査相談にも対応しています。

かかりつけ変更が前提ではありません。

Q. 紹介状は必要ですか?

必須ではありません。

健診結果、血液検査結果、お薬手帳などがあればお持ちください。

🌸最後に

高血圧の治療は、

単に血圧の数字を下げることだけが目的ではありません。

本来の目的は、

👉 心不全

👉 心筋梗塞

👉 脳卒中

👉 腎臓病

を防ぐことです。

そのためには、血圧だけでなく、

👉 今の心臓の状態を知ること

が大切です。

「薬は飲んでいるけれど、心エコーは受けたことがない」

「BNPが高いと言われて不安」

「かかりつけ医はいるけれど、検査だけ受けてみたい」

そんな方は、お気軽にご相談ください。

不安をそのままにせず、今の状態を確認することが、将来の安心につながります。

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🌸執筆者情報

酒井 拓

(医学博士/循環器専門医/抗加齢医学専門医/テストステロン治療認定医/CPAP療法士)

記事監修・更新日:2026年6月22日

本記事は一般的な健康情報の提供を目的としており、

診断・治療を目的とするものではありません。症状がある場合は医師にご相談ください。

 

 

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