
目次
こんにちは。
阪急「豊中駅」徒歩3分の
豊中駅前さかい内科・循環器クリニックです🍀
🌸この記事のまとめ
⭐ 健康診断でLDLコレステロールが高くても、すぐに薬が必要とは限りません
⭐ LDLコレステロールは「数字」だけでなく、動脈硬化リスクを総合的に評価することが大切です
⭐ 高血圧・糖尿病・喫煙・家族歴などによって治療方針は変わります
⭐ 頸動脈エコーで実際の動脈硬化を確認できることがあります
⭐ 「薬を飲むべきか迷っている」という段階での相談も大切です
【健診で血圧が高いと言われたら】心臓病・脳卒中のリスクと受診の目安を循環器専門医が解説
一度も心エコーを受けたことがない高血圧の方へ|心不全・心肥大を見逃さないために循環器専門医がお伝えしたいこと
🌸健康診断でLDLコレステロールが高いと言われていませんか?
「健診でLDLコレステロールが高いと言われた」
「まだ薬は飲みたくない」
「食事だけで改善できるの?」
そんな疑問や不安はありませんか?
健康診断でLDLコレステロールの高値を指摘されても、
症状がないため、そのまま様子を見てしまう方も少なくありません。
しかし一方で、
動脈硬化は症状がないまま進行することがあります。
だからこそ、
👉 「薬を飲むかどうか」だけではなく、
👉 「今の動脈硬化リスクを知ること」
が大切です。
🌸LDLコレステロールとは?
LDLコレステロールは、
一般的に「悪玉コレステロール」と呼ばれています。
LDLが増えすぎると、
血管の壁に入り込み、
少しずつ動脈硬化を進める原因になります。
その結果、
⭐ 心筋梗塞
⭐ 狭心症
⭐ 脳梗塞
⭐ 足の動脈硬化(PAD)
などの病気につながることがあります。
🌸健康診断の基準値を超えたら、すぐ薬が必要?
必ずしも薬が必要とは限りません。
例えば、
同じLDL 150mg/dLでも、
20代で他にリスクがない方と、
高血圧や糖尿病がある60代の方では、
治療方針は異なります。
つまり、
大切なのは
👉 「LDLの数字」ではなく、
👉 「その方全体の動脈硬化リスク」です。
🌸循環器専門医が重視していること
当院では、
LDLコレステロールだけを見て治療を決めることはありません。
以下のような項目を総合的に評価しています。
✅ 年齢
✅ 高血圧
✅ 糖尿病
✅ 喫煙歴
✅ 家族歴
✅ 腎機能
✅ 肥満
✅ 心血管疾患の既往
そして、
必要に応じて、
実際に動脈硬化が進んでいるかどうかも確認します。
【健診で血圧が高いと言われたら】心臓病・脳卒中のリスクと受診の目安を循環器専門医が解説
一度も心エコーを受けたことがない高血圧の方へ|心不全・心肥大を見逃さないために循環器専門医がお伝えしたいこと
🌸頸動脈エコーで動脈硬化を「見える化」
コレステロールは、
採血では「原因」を推測できますが、
動脈硬化そのものは採血では分かりません。
そこで役立つのが、
👉 頸動脈エコー検査
です。
頸動脈エコーでは、
⭐ 動脈硬化の程度
⭐ プラーク(コレステロールの沈着)
⭐ 血管壁の厚さ
などを確認できます。
つまり、
👉 「数字だけでは分からない動脈硬化」
を評価できる検査です。
🌸「薬は一生飲まないといけない?」
外来で最も多い質問の一つです。
結論として、
👉 必ずしも一生飲み続けるとは限りません。
生活習慣の改善で十分コントロールできる方もいます。
一方で、
家族性高コレステロール血症や、
すでに動脈硬化が進行している方では、
薬による治療が将来の心筋梗塞や脳卒中を防ぐことにつながります。
大切なのは、
「薬を飲みたくない」
ではなく、
「本当に薬が必要なのか」
を医学的に判断することです。
🌸食事や運動だけで改善できますか?
生活習慣の改善は、
脂質異常症治療の基本です。
特に、
⭐ 飽和脂肪酸を控える
⭐ 野菜や食物繊維を増やす
⭐ 適正体重を維持する
⭐ 有酸素運動を続ける
ことは重要です。
ただし、
体質や遺伝が大きく関わる方では、
生活習慣だけでは十分に改善しないこともあります。
🌸家族性高コレステロール血症という病気もあります
LDLコレステロールが非常に高い場合には、
👉 家族性高コレステロール血症(FH)
という遺伝性の病気が隠れていることがあります。
若いうちから動脈硬化が進みやすく、
心筋梗塞のリスクも高くなります。
ご家族に、
若くして心筋梗塞や狭心症になった方がいる場合は、
一度相談されることをおすすめします。
🌸こんな方は一度ご相談ください
✅ 健診でLDLコレステロールが高いと言われた
✅ 毎年同じことを指摘されている
✅ 薬を始めるべきか迷っている
✅ 高血圧や糖尿病もある
✅ 家族に心筋梗塞・脳梗塞の方がいる
✅ 動脈硬化が心配
🌸当院の脂質異常症診療
当院では、
コレステロールを下げること自体が目的ではありません。
目指しているのは、
⭐ 心筋梗塞
⭐ 脳卒中
⭐ 心不全
⭐ 動脈硬化
を予防することです。
必要に応じて、
✅ 頸動脈エコー
✅ 血液検査
✅ 心エコー
✅ 高血圧・糖尿病の評価
などを組み合わせ、
将来の心血管リスクを総合的に評価しています。
🌸よくあるご質問(FAQ)
Q. LDLコレステロール140mg/dLなら薬が必要ですか?
👉 数値だけでは判断できません。
年齢や他の病気、動脈硬化リスクを総合的に評価します。
Q. コレステロールの薬は一生飲み続けますか?
👉 必ずしもそうではありません。
生活習慣の改善やリスクに応じて治療方針を決めます。
Q. 頸動脈エコーは何が分かりますか?
👉 実際に動脈硬化が進んでいるかどうかを確認できます。
Q. 食事だけで改善できますか?
👉 軽症では改善する方もいます。
ただし、体質や遺伝が関係する場合は薬が必要になることがあります。
Q. 自覚症状がないので様子を見てもいいですか?
👉 動脈硬化は症状がないまま進行することがあります。
健診で指摘された段階で一度評価を受けることをおすすめします。
🌸最後に
LDLコレステロールが高いと言われると、
「薬を飲まなければいけないのでは」
と不安になる方は少なくありません。
しかし、本当に大切なのは、
「数字だけを見ること」ではなく、
👉 「その方の将来の動脈硬化リスクを正しく評価すること」です。
当院では、
循環器専門医として、
採血結果だけではなく、
心臓や血管の状態まで含めて総合的に評価しています。
健診結果を見て気になった方、
薬を始めるか迷っている方も、
どうぞお気軽にご相談ください。
🌸アクセス・ご予約
豊中駅前さかい内科・循環器クリニック
大阪府豊中市本町1丁目6-4 京阪豊中ビル1階
🚶 阪急「豊中駅」徒歩3分
🕐 平日・土日も診療
👉WEB予約はこちら
🌸執筆者情報
酒井 拓
(医学博士/循環器専門医/抗加齢医学専門医/テストステロン治療認定医/CPAP療法士)
記事監修・更新日:2026年7月5日
本記事は一般的な健康情報の提供を目的としており、
診断・治療を目的とするものではありません。症状がある場合は医師にご相談ください。




